ビジネスホテル客室テレビCMおもチャンネル

ぺんてる株式会社
製品戦略部 マーケティンググループ
飯塚 愛美 さま

事例紹介

ぺんてる株式会社
製品戦略部 マーケティンググループ
飯塚 愛美 さま

実施プラン

おもチャンネル 30秒枠 + ホテルサンプリング 2万個
配信期間:4週間 2022/10/11~2022/11/6

―――サンプリングと「おもチャンネル」による映像配信で紹介した商品について教えてください

当社の主力ボールペン「エナージェル」です。発売から昨年で20周年を迎え、世界中で累計11億本以上の販売実績がありますが、商品名が知られていないことも多く、まだまだ伸びしろがある商品です。

―――「エナージェル」はどのような方に使ってほしい商品ですか?

基本的にユーザー層は幅広いのですが、特に社会人の方におすすめしたいです。
ボールペンの価格帯は100円~150円が主流ですが、「エナージェル」は200円と少し高めなので、若い学生さんが何本も持つというよりは社会人の方に1本持っていただくのが合っていると考えています。

―――「エナージェル」のプロモーションにおける課題は何ですか?

やはり、「エナージェル」という商品名が知られていないことです。実際に商品を見ていただければ「これね!」と言ってもらえることもありますが、「エナージェル」という商品名はまだまだ浸透していないと感じているので、とにかく多くの人に「エナージェル」という名前を覚えていただきたいという想いがあります。

―――これまではどのようなプロモーションを展開してきましたか?

いわゆるプロモーションではなく、定期的に新製品や限定品を出すことで店頭での存在感を高めることに注力してきました。コロナ禍の影響もあり、発売20周年の際にも「エナージェル」の大きなプロモーションを実施することが出来なかったため、今回のような取り組みは久しぶりです。

―――アパホテルでのサンプリングと「おもチャンネル」を併用してみようと思った経緯を教えてください

「エナージェル」は、実際に使っていただいた方の購入意向がとても高い商品とわかっていたので、以前よりサンプリングが効果的だと考えていました。そんな中で、アパホテルでのサンプリングは、「エナージェル」のターゲットである社会人が多く宿泊するので相性が良いこと、そして配布単価がとても安いことなどの条件がマッチしたことが決め手となりました。
また、「おもチャンネル」での映像配信については、御社(ABCフロンティア)のセミナーに参加して色々教えていただき、サンプリングによって商品の良さを伝えるだけではなく、「エナージェル」という名前をしっかり覚えてもらうためにやってみようと思いました。

※写真はサンプリング時のイメージです

―――「おもチャンネル」での映像配信について、どのような印象を持ちましたか?

まず、客室内のテレビモニターの画面の大きさにびっくりしましたね。また、モニターからは様々な情報が表示されており、その情報の一部として「おもチャンネル」があるので、CMが放映されていても違和感がないと思いました。
テレビモニターは宿泊客がON/OFFを選ぶことができるので、強制的に視聴させるものではないことも良いと思います。例えばモニターをつけたままにして、音を聴きながら何か作業をする場合もあると思うので、そのようなシーンで「おもチャンネル」の情報が自然と宿泊客に届くのではないかと感じました。

―――サンプリングと映像配信をセットで活用することによる効果について

サンプリングのみだと実際に使用してもらえるか分からないですし、「エナージェル」という商品名を覚えてもらいにくいと思うので、CM映像で情報を補完できたところが良かったと思います。

―――反応や反響はありましたか?

「ぺんてる」「エナージェル」「アパ ボールペン」などをSNSで検索すると、「ラッキー!ボールペンがもらえた」というようなポジティブな反応がいくつか発見できました。
また、アパホテルは知名度が高いので、社内での情報共有もとてもやりやすかったですね。「おもしろいプロモーションだね」と言ってくれる人も多かったので、スムーズに施策を進めることができました。

―――今後の展望について教えてください

「エナージェル」の認知度を上げる取り組みはまだ始めたばかりなので、現状の施策を2〜3年は続けていきたいと思っています。
これまでは新しい製品をつくることに注力しており、新製品が出たタイミングにピンポイントでプロモーションを行うくらいでした。しかし、今年度からは新製品開発のみに注力するのではなく、継続的なプロモーションにより認知を上げることで、必然的に売り上げが伸びていく仕組みを築いていきたいと思います。
新製品を発表する以外の方法で、皆さまに「エナージェル」を知ってもらえるようなプロモーション展開を積極的に行っていきたいです。「おもチャンネル」の継続も候補のひとつと考えています。もっと大きな規模で展開することも視野に入れています。

―――今回のプロモーション展開をきっかけとした「スイッチング」について、どう考えていますか?

今回のプロモーション中の調査を通じて改めて、「エナージェル」は実際に使ってもらえるとボールペンとしての良さを実感していただける商品であるということを確認できたので、今回のサンプリングと「おもチャンネル」活用によるスイッチングには大いに期待したいところですね。
同時に、メディアやSNS、店頭におけるプロモーション施策も強化する必要があります。サンプリングと「おもチャンネル」、そしてそれらの施策が揃えば、さらにスイッチングを引き起こしやすくなるのではないかと思っています。

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