株式会社ビックカメラ グループインバウンド室 主任 關 康平 さま

実施プラン

『Omotenashi Coupon』クーポンページ掲載
2025年1月7日～
『おもチャンネル・インバウンド』全国　30秒枠　12週間
2025年3月3日～2025年5月25日
※現在も継続出稿中

ビックカメラの新展開――
『Omotenashi Coupon』『おもチャンネル・インバウンド』を駆使した新たな施策とは

株式会社ビックカメラは、訪日外国人向けプロモーションの強化を図るため、『OmotenashiCoupon』と『おもチャンネル・インバウンド』を活用した新たな施策を導入しました。従来の施策とは異なり、ホテル滞在中の外国人に直接アプローチできる動画広告を展開。これによりクーポン利用者数が6倍に増加し、地方の店舗でも成果を上げています。
その施策の実施までの背景や今後の展望についてお伺いしました。

―――『Omotenashi Coupon』と『おもチャンネル・インバウンド』をご活用された背景・目的を教えてください。

弊社ではこれまでも、免税会計時に使用できる値引きクーポンを活用し、訪日外国人のお客様の集客に取り組んでまいりました。紙のクーポン配布やWebサイトへの誘導、SNSでの情報発信など、様々な手段を講じてきましたが、ビックカメラの魅力を十分に伝えきれていないという課題を感じておりました。
そのような中、単なるクーポン配布ではなく、より直接的かつ効果的に当社の特徴や店舗情報を伝えられる手段として、『Omotenashi Coupon』への掲載をスタートしました。掲載当初から多くの訪日外国人のお客様にクーポンをご利用いただいており、一定の手応えを感じておりました。
さらに、ホテル滞在中の訪日外国人に対して、英語や中国語による動画で訴求できる点に大きな可能性を感じ、『おもチャンネル・インバウンド』での広告動画配信も併せて実施いたしました。訪日外国人に向けた動画での訴求は当社として初の試みでしたが、非常に画期的で、新しいアプローチとして大きな手応えを感じています。

――今回実施した『Omotenashi Coupon』や『おもチャンネル・インバウンド』の成果や効果について教えてください。

具体的なクーポン利用者数は開示できませんが、『Omotenashi Coupon』のみに掲載していた時と比較して、『おもチャンネル・インバウンド』で広告動画の配信を開始した後は、クーポン利用者数が約6倍に増加するなど、非常に高い伸び率を記録しています。私が担当しているホテルでの各種クーポン施策の中でも、特に好調な結果となっております。
また、『おもチャンネル・インバウンド』は全国のホテルで広告動画を配信できるため、秋葉原や難波などの都市部にとどまらず、広島や新潟といった地方都市の店舗でもクーポンが利用されている点も特徴的です。これは、地方を訪れる訪日外国人のお客様にもリーチできていることを示しており、エリアを問わず集客効果が見込めるメディアだと感じています。
全国展開されているアパホテルの客室テレビを通じて、訪日外国人のお客様に直接アプローチできる点は、他にはない強みであり、非常に効果的な施策だと実感しています。

―――御社内での評判や評価はいかがでしたか？

『おもチャンネル・インバウンド』での広告動画配信については、配信開始後にクーポン利用数が大きく伸びた実績を見て、社内でも「非常に良い取り組みだった」と上長から高い評価を得ています。現在は、今後も継続的に活用していきたいという前向きな声が社内で上がっており、好意的に受け止められております。
また、クーポン掲載と動画配信を組み合わせることで、どのような相乗効果があるのか、どれだけ認知につながるのかといったデータも取得できたため、今後のプロモーション戦略を考えるうえでも非常に参考になる成功事例となりました。

―――今後の展開について教えていただけますか？

今後も訪日外国人のホテル利用は増加が見込まれるため、クーポンをご使用いただけるよう、引き続きこの取り組みに注力していきたいと考えております。

―――最後に、同じように訪日外国人向けのプロモーションに取り組まれている他の企業様へメッセージをお願いします。

万博の影響もあり、大阪では今年5月の訪日外国人数が過去最高となる154万7,000人を記録したと報道されており、今後もさらなる増加が期待されています。
そうした中で、『おもチャンネル・インバウンド』や『Omotenashi Coupon』は、ホテル滞在中というタイミングで情報を届けられる点において、訪日外国人のお客様に効率的かつ効果的にアプローチできる有力な手段だと感じています。
訪日外国人向けのプロモーションをご検討中の企業様には、ぜひご活用をお勧めしたい施策です。